今回はわたしが実際にニューヨーク旅行中に事件とかになるほどではないけれど、怖いかも……と感じた体験談と犯罪やトラブルに巻き込まれないための対策をニューヨーク旅行をお考えの皆さんに共有していきたいと思います。
ただの観光するわたしが体験するということは、誰にでも起こりうる話ですのでぜひ旅行前にこんなことはわりと起こることかもしれないという知識だけでも事前に準備ができます。
どういった場所が実際に怖い、危険かもということがこの記事を読んでくれている皆さんに伝わると良いなと思います。また、これからニューヨーク旅行に行く方の参考になれば嬉しいです。
ちょっと怖かった体験談 in ニューヨークJFK空港
まずはJFK空港でのちょっと怖かった話、羽田空港からニューヨークJFK空港に到着してすぐの出来事です。
現地時間で午前11時前ぐらいでした。
JFK空港からマンハッタンまでエアトレインとLIRRを乗り継いで移動する予定だったので、荷物を受け取った後にエアトレイン乗り場に向かいました。
(LIRRでの移動安くて早くて楽なのでおすすめです!)
大きめのスーツケースを持っていたので、一度エレベーターでエアトイレイン乗り場からエレベーターで下がろうとエレベーターの方に行きました。
エアトイレイン乗り場のエレベーターは乗り場の一番端っこにあります。
エレベーター前に人がいることはエレベーター前に着く前に見えていました。
……がホームレスらしき人がいて、話しかけられたので返答せず無視してすぐに離れました。
空港内にはホームレスらしき人がちらほら歩いていました。
空港だから、昼間だからとあまり無防備にならない方が良いと思います。
ニューヨーク着いてすぐの出来事だったので「あー、やっぱりアメリカは日本と比べると治安良いと言われている場所で気が抜けないなー」と海外に来たことを感じました。
ちょっと怖かった話 inニューヨークの地下鉄
続いてはニューヨークの地下鉄でのちょっと怖かった話です。
JFK空港からエアトレインと地下鉄を使ってマンハッタン内へ移動する予定でした。
(先ほどのお話はLIRR、このお話は地下鉄でのお話です)
エアトレインでジャマイカ駅に着き、地下鉄乗り場へ移動し地下鉄のホームに降りたときに強烈なシンナー臭が地下鉄ホーム内に充満していました。
薬物中毒者が騒いでいたり、あきらかに様子のおかしい人はいませんでしたが確実に危ない薬の匂いがして、日本とは違う治安の悪さに緊張したのを覚えています。
ちょっと怖かった話 inマンハッタンの端っこ
続いては、ニューヨークの中でも治安は比較的悪くないと言われているマンハッタン内でのお話です。
時間は夜の8時過ぎ。
ニューヨーク4日目ぐらいだったのでホテル周辺の地理もなんとなく理解してきていた頃です。
レストランで夜ご飯を食べたあとにグーグルマップでレストランからホテルまでルートを確認し徒歩20分ぐらいだったので歩いてホテルに帰ろうかとなりました。
レストランかたホテルまでの道は感覚的には2つ目の交差点を右に曲がればホテル近くの道にでてあとは真っすぐ歩けばホテルに到着というような割と簡単なルート案内でした。
なので、グーグルマップで最後まで道案内をしないでもたどり着けるなと思いアプリを閉じました。
先ほど確認した、ルート通りに2つ目の交差点を右に曲がりあとは同行者と一緒に話ながら真っすぐ歩いていました。
……が、なぜか周辺に人が少なくなり全体的に少し先ほどより街の明かりが少し暗くなったような雰囲気がしました。
なんとなく街の雰囲気が変わったことに不安感を覚えて、営業している明るめのレストラン前まで歩いて一度グーグルマップを開いて位置情報を確認してみました。
反対方向に向かって歩いていました……!!汗
地図で言うと↓のデヴィッド・クリントン・パークの辺りにいました。
この辺りは公園や学校などがあるエリアで、昼間は人も多く子供も多いエリアではあるのですが暗くなると街が一気に静かになり学校などがあるエリアなので飲食店は少ない=人が少ないエリアになります。
特に変な人がいたや怖い目にあったなどはありませんでしたが、暗かったのもあり怖さがかなり倍増しました。
慣れてきたころが気持ち的にも油断してこういう目にあうので注意が必要です!
ちょっと怖かった話 inニューヨークの地下鉄
お次は、またまたニューヨークの地下鉄でのお話です。
ホテルの最寄り駅から地下鉄に乗ろうとホームへ続く階段を降りていた時です。
(こんな感じの階段を降りていました↓)
ホームにいる1人の男性が階段を降りている途中のわたしをずっと見ているのが直視はしないでも視界に入っているのがわかりました。
こういう場合は目は合わせないに限ります。
もちろん、わたしも目を合わせないように、その人がこっちを見ているのなんて全く見えていないですよーの感じを出していました。
階段を降りて、その男性の前を通って壁のある場所へ向かいました。
たぶんですが、この間もこの男性はこっちを見ていたと思います(そんな視線を感じていました)
壁の前で立ち止まって電車が来るまで携帯を触っているふりをしようと、携帯を触ろうとしたら先ほどの男性が何か話かけてきました。
必死に頭が回転させていろいろ考えましたが、わたしは無視するを選択しました。
無視すると、もう一度話かけてきましたがそれも無視するとその男性は特に何かリアクションすることもなく去っていきました。
- 威圧的な感じではない
- 知り合いでもない
- ドラック中毒者でもなさそう
- 何かに困って話かけている感じではない
- 親切で何かを教えてくれている感じではない
今、考えても無視するが正しい選択だったのかはわかりませんがとっさのことで英語も話せないので内心はパニックでした……!!
アメリカはドラッグなどをやっていなくてもおかしい人の割合が日本よりかなり多いので、おそらくただ単におかしい人だったんだと思います。
旅行者が気を付けるべき場所
現地に慣れていない旅行者にとって、どこが安全でどこが治安の悪い場所なのかわかりにくいですよね。
実際に大きなトラブルや事件に巻き込まれていないわたしでも、日本では感じたことのない怖いかも……なんか街の雰囲気が悪い……という目にはあってしまいました。
まず大前提として以下の3つ
- 早朝、深夜は出歩かない
- 日中でも細い路地や人が少ない通りは避ける
- 高価なカメラや装飾品を首にぶら下げて歩かないこと
この3つはニューヨークに限らずですが、犯罪が起きるのはやはり時間帯と人の多さが関係してくるのでこの3つは徹底しましょう。
(もちろん人が多いからこそおきるスリなどの軽犯罪はありますが……!)
ハーレム
グラフィティーアートやストリートカルチャーの強いハーレムは黒人文化の街として有名です。
有名なアポロシアターもハーレムの中心地にある建物です。
ハーレムが治安の悪いと言われていたのは一昔前の話で、今のハーレムはホールフーズマーケットが出来るぐらい開発が進められて治安がだいぶ改善されました。
実際にハーレムゴスペルツアーに参加してわたしもハーレムに行ってきましたが、ミッドタウンとは全く違う雰囲気でとても行って良かったと感じました。
しかし、暗くなってからは危険なエリアも多いので観光するなら日中にし目立つ振る舞いは避けて観光しましょう!
また、日中にハーレムを観光する際にも125stぐらいまでにしておきましょう。(ハーレム在住の方からのアドバイスです)
セントラルパーク
ニューヨークの観光名所として有名なセントラルパークですが、じつはかなり大きい公園です。
セントラルパークの大きさは長さ2.5マイル(約4km)、幅0.5マイル(0.8km)あるので公園内を移動するのは意外と大変なのです。
日中であればセントラルパークの近くにはアメリカ自然史博物館、ダコタ・ハウス、メトロポリタン美術館などの有名な観光スポットもあるのでセントラルパーク公園内も多くの人で賑わっています。
赤いピンが立っている場所より上は、日中でも人が少ないので注意しましょう。
また暗くなってからはセントラルパーク全体、人もかなり少なくなるので近づかないようにしましょう。
マンハッタンの端
マンハッタンの両端には「プロジェクト」と呼ばれる低所得者の集合住宅があります。
この写真はハーレムのプロジェクトですが、奥に立っている茶色のレンガっぽい建物がプロジェクトです。
プロジェクトは薬物売買、ギャング抗争、強盗、発砲などの犯罪が起こることが多いので近づかないに越したことはない場所です。
マンハッタンの西側は最近開発が進められており、お店などが増えてきているエリアですがマンハッタンの東側はやはりプロジェクトがたくさんあり強盗などの犯罪が他エリアと比べると多いエリアです。
特に観光スポットもないので日中でも近づかないようにし、暗くなってからは特に気をつけましょう。
地元の人でも近づかないエリア
以下のエリアはエリア全体が治安の悪い場所として有名です。
徒歩ではもちろん、車でも近づかないようにしましょう。
サウスブロンクスはニューヨークヤンキースのスタジアムがあるエリアで、試合のある日は観戦しにきた人がかなりにぎわいますが試合を見る以外では近づかないように注意が必要です。
ヤンキーススタジアムは駅から出てすぐ目の前にあるので、試合前も試合後も最短ルートで利用しましょう。
地下鉄で気を付けるべきこと・対策
地下鉄は手ごろな移動手段ですが、やはり犯罪の発生件数は多い場所です。
小さな対策の積み重ねがトラブルに合う確率を減らしてくれるので実践しましょう!
現地在住の人もこうした小さい対策を日ごろが行っていると現地の方から教えていただきました。
- 電車内で座る場合には出入口付近は犯人が逃げやすいという理由からひったくりなどの確立が高くなるため奥の席に座る
- 駅の構内を移動する際やホームに立つときは、イヤホンを外す
- 駅職員や警察官の有無を確認し、近くで待機する
- 装飾品に気をつけ、目立つ行動をしない(大きな声で話すのもNG)
- 人の少ない車両を避ける
- 不審な人に気が付いたら相手の動きに注意しつつも、じっと顔を見つめない
- アジアンヘイトなどの差別用語による嫌がらせを受けても反応しない、無視する
- 危険を感じたら、次の駅またはは多くの人が降りる駅で降車する
- 常に背後の安全を意識する
改めて見ると、なんかとんでもなく危険な場所のように感じますが気を抜かずに警戒してますよ、とアピールしながら利用すればトラブルに巻き込まれることはほぼないです。
実際にわたしもニューヨーク観光の際の主な移動手段は地下鉄ですが、時間帯とエリアに気を付けていれば犯罪に巻き込まれたことはありません。
怖いかも……というのはありますが!(笑)
日本の電車の感覚では絶対に乗らない
これは徹底しましょう!
実際に観光客であるわたしはこの4つは地下鉄以外でもかなり意識しました。↓
- イヤホンはしない
- 二人で地下鉄に乗るときもほぼ話さない、けれどスマホに夢中にならない
- 電車が来るのを待つ時は壁の前で待つ
- 階段を降りるときや歩いているときに少しだけ後ろを気にする
- 貴重品はセキュリティーポーチに入れて肌身離さず
セキュリティーポーチは窃盗対策の他に紛失防止にもおすすめです。
わざわざバッグの中をゴソゴソ探さなくても身体であることを感じれるので安心感が違います。
ニューヨーク旅行中に怖かった、危ない目にあった話と対策【治安体験談】のまとめ
今までのアメリカ ニューヨーク旅行で大きなトラブルや犯罪に巻き込まれたことはありませんが、やはり日本と違って何も起こってないけどその場の空気や雰囲気が怖いと感じることは多々あります。
いろいろご紹介しましたが、この3つが大前提です!↓
- 暗い時間帯は出歩かない
- 人の少ない場所には近づかない or すぐに離れる
- スマホに夢中になりすぎない
大好きなアメリカ ニューヨークですがコロナ禍以降は少しずつ治安が悪化しているのでこれからニューヨーク旅行をお考えの方は充分に対策をとって楽しいニューヨーク旅行にしてください!
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